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1. 地域計画・タウン計画:Territorio & Commons

いわゆる「街づくり」を行う上で考えねばならないことは、当該敷地や開発区域の内側を考えれば良いというものではない。周辺街区はもとより、その街を取り巻く隣接街や、近接農村、風土、歴史的な文化などを考える事は重要である。

その街に潜在的にある資産を活かし、これから地域の人がどのように暮らしてゆくか、地域と密接に連携した共有できるコモンセンスをつくり、そのコモンセンスを具体化させる対象を「コモンズ」として実現可能なものに落とし込むことが、この計画の目標である。

現状の街だけを観るのではなく、街に潜在的に存在する力を掘り起こして、街づくりの構想を考えます。最も重要なのは、その街の後背地を二つに分けて、直近の近隣エリアと、その沿線や沿道にある後背生産地なども含めた、地域のテリトリーオを活かした、街づくりが重要だと考えています。

Territorioは、イタリア由来の考え方で、その歴史、気候風土に刻まれた食や文化を守り育てることが、地域ブランドとなり、売るために無理矢理差別化することなく、その地域固有の価値を発揮できると言う考え方でる。地域に土着的に持続する事をめざしている。

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